法律文献の記録

司法修習や,憲法学の研究で読んだ文献の備忘録として

民裁修習

民裁修習では,記録検討,4本の起案を作成する時間に多くをあてたたため,そこまで読んだわけではない。

もっとも,問研起案・集合修習・二回試験で問われがちな二段の推定や,事実認定に関するものは読んだ。

 

・森宏司「私文書の真正の推定とその動揺」判例タイムズ563号26頁

・森鍵一「私文書の真正の推定」判例タイムズ1385頁51頁

・高島義行「二段の推定とその動揺」判例タイムズ1421号5頁

信濃孝一「印影と私文書の真正の推定」判例時報1242号12頁

 

・榎本光宏「契約書の実質的証拠力についてー処分証書とはー」判例タイムズ1410号26頁

 

ほかは,記録検討・起案をするにあたり,わからないことがあれば,裁判官室や地裁の書庫にある本を探して読んだと思う。

交通事故訴訟と不貞慰謝料請求訴訟が割と多かったが,交通事故訴訟については,弁護修習の記事に譲り,不貞慰謝料請求訴訟は,以下のものを見たような記憶である。

 

・安西二郎「不貞慰謝料請求事件に関する実務上の諸問題」判例タイムズ1278号45頁

・中里和伸『判例による不貞慰謝料請求の実務 最新判例編1』(LABO)